Sound Signalはデジタル通信を音で表現するアプリです。
デジタル信号は0と1で現されますが、通信する際は実際にどのように表現されているのでしょうか？
テレビや携帯電話は電波を使ってデジタル通信を行っています。電波の周波数や振幅を変えて0と1を送っています。
しかし電波は見たり聞いたりすることがでず、周波数や振幅の変化を感じることができません。
Sound Signalはあなたが入力した文章を0と1で解釈し、電波の代わりに人間が聞くことができる音を使って相手に送信します。
1を送るときに音を発し、0を送るときに音を出さないようになっています。
デジタル通信を媒介するものは電波や電圧、光が一般ですが、実はなんでもいいのです。
ただ、それらが早い通信スピードや、広い範囲の通信に適しているために採用されやすいのです。
人間に聞き取れるように通信することを目指したので、通信スピードは速くありません。
また、雑音が多かったり音の反響が大きいような場所では通信しにくくなってしまうかもしれません。
しかし、このアプリを通してデジタル通信の様子や身近さを体感していただけるとうれしいです。
アプリでは通信を可視化するよう工夫しています。
メッセージビューでは処理が済んだメッセージデータを表示し、メッセージアプリのように利用できます。
送信ステータスと受信ステータスでは、メッセージをやり取りするためのデジタル信号のレベルを時系列で表示します。0/1を送受信している様子を確認できます。
設定ビューの中のツールでは、音の波形とFFTを確認することができます。また、任意の周波数のサイン波を出力することができます。